小学生と学習塾の必然性

小学校低学年の学習塾

たいていの中学受験塾のカリキュラムは、小学4年生からスタートする。しかし、低学年に塾が存在していないわけではない。例えば、日本で最も知られている低学年向けの塾と言えば「くもん式」が存在する。かつての学童保育の延長に位置するような塾であり、学校の勉強をサポートしつつ面倒をみてくれる、ECCやベルリッツといった英会話教室と似ていた。しかし、今は中学受験こそ視野に入れていないものの、根本的な学力の向上に努めるカリキュラムを準備している。
また、4年生以降を指導し受検実績を上げている大手学習塾の中にも、小学1年生からのコースを用意しているところがある。例えば栄光ゼミナールである。また、栄光ゼミナール系列の通信教育であるZ会、日能研系列の通信教育である「地の翼」も幼児教育で成果を上げている。

小学校高学年の学習塾

全国展開している中学受験塾としては、現在下記の5つが特に知られている。
(1)SAPIX
(2)日能研
(3)早稲田アカデミー
(4)四谷大塚
(5)栄光ゼミナール

この5種類のじゅくはいずれも中学受験に特化した集団塾であり、特に男子御三家の筆頭である開成では583名の合格者中、263名がSAPIX、103名が四谷大塚、93名が早稲田アカデミー、42名が日能研と、上位4つの進学塾で80%以上を占めている。もっとも、四谷大塚は合不合判定テストで知られる模試専門の塾であり、他塾とのダブル通塾がされやすい。
個別塾である東京個別指導学院、トーマスなども、中学受験で大手と兼塾され、一定の合格実績を出している。また、希学園、市進学院といった、特定の地域でのみ優れた成績を残している受験塾、enaのように公立中高一貫校受験に特化した塾も存在する。


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